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30代アラフォー新米主婦生活はじめました。暮らしの中での雑記を綴ってゆきます。

映画『ザリガニの鳴くところ』レビュー!人間社会と自然、愛と偏見、真実と嘘が交錯する美しい映画でした!

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配信で観た中で面白かった映画をご紹介。

今回は『ザリガニの鳴くところ』です。

作品概要

 

この映画は、全世界では売り上げ1200万部、日本でも8万部を超えるベストセラーとなった同名小説『ザリガニの鳴くところ』の映画化作品です。

 

 

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キャスト

カイア:デイジーエドガー=ジョーンズ
テイト:テイラー・ジョン・スミス
チェイス:ハリス・ディキンソン


あらすじ

1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた青年の変死体が発見されます。容疑をかけられたのは、?ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。
彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など、湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきました。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。
彼との出会いをきっかけに、カイアは人間社会に触れるようになりますが、やがて彼女は法廷で自身の半生について語り始めることになります。

 

 

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実際に観た感想

この世はなんて残酷で、でもなんて美しいんだろう。そんな感想をもった映画でした。
この映画は、ある殺人事件の容疑にかけられたカイヤとその一生を追っていくストーリー。

ミステリーとラブストーリー、そして自然ドキュメンタリーを組み合わせたような独特の雰囲気を持っています。湿地帯の美しい風景や生き物たちが映し出されるシーンは息を呑むほど美しい。


湿地帯で暮らすカイア役には、「ふつうの人々」で注目を集めたデイジーエドガー=ジョーンズが抜擢されました。
彼女は純真で儚くも強く生きるカイアの魅力を見事に演じています。
とにかく美しい!美女!

 

カイアに惹かれる二人の青年役には、「セックス・エデュケーション」のテイラー・ジョン・スミス「トルキッシュ・ディライト」のハリス・ディキンソンがキャスティング。

二人ともカイアとの関係性や感情変化を巧みに表現しています。

 

また、「グッド・ナイト・アンド・グッド・ラック」のデヴィッド・ストラザーンがカイアに優しく接する弁護士役で登場し、物語に温かみを与えています。

 

音楽は、「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」でアカデミー作曲賞を受賞したマイケル・ダナが担当しました。

 

彼は湿地帯の自然やカイアの心情を感じさせる美しいメロディーを作り上げました。

 

特に注目すべきは、テイラー・スウィフトが本作のために書き下ろしたオリジナルソング「Crawdads Sing」です。

この曲はエンドロールで流れるのですが、カイアの人生を歌った感動的なバラードです。

 

テイラー・スウィフトはこの曲について、「カイアは自然の中で自分の居場所を見つけたけれど、人間の愛にも触れた。
彼女は孤独と戦いながらも、自分の声を持っていた。私は彼女の物語に深く感銘を受けた」と語っています。

 

映画を観る前は暗く地味なのか?という印象を持っていましたが、実際に観てみると想像以上に味わい深く美しく、最後まで飽きずに観続けられる不思議な魅力のある作品でした。

 

カイヤの生い立ちや前半の人生は辛く苦しい状況が続くのですが、自然の草花が厳しい環境下でも枯れずに根を生やし花を咲かせるように、彼女もしなやかにたくましく美しく成長してゆきます。苦い人生の中でわずかながらも周りからのあたたかいサポートがあったり、他者との関わりで人生の豊かさを体感できます。

 

結末どうなるの?という謎部分だけではなく、カイヤの人生という厚みのある物語がそこにはあり、それだけでも十分に楽しむことができます。

 

映画『ザリガニの鳴くところ』は、人間社会と自然の摂理、愛と偏見、真実と嘘という対立するものを描きながら、一人の女性が自らの力で己を解き放つ物語です。

 

カイアの言った「自然に善悪はない。ただ生きる知恵があるだけ」という言葉が心に響きます。

 

この映画は、そんな生きる知恵を教えてくれるかもしれません。
ぜひ一度ご覧ください。

 

 

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